康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 893 ページ)
【未集上】【竹部】篚;康煕筆画:16;頁碼:893 頁第 45 字。『広韻』『集韻』『韻会』に府尾切、『正韻』に方尾切とあり、音は匪なり。『広韻』に曰く、竹器なり。方なるを筐と曰い、円なるを篚と曰う。『孟子・註疏』に曰く、篚は竹をもって之を作り、長さ三尺、広さ一尺、深さ六寸、足の高さ三寸にして、上に蓋あり。『書経・禹貢』に「厥篚織文」とあり。『儀礼・士冠礼』に「篚有り」とあり。註に曰く、篚とは笭に似たき竹器なり。『正韻』に匪に通ずとあり。『韻会』に棐にも作るとあり。『漢書・志』に「賦入貢棐」とあり。註に師古曰く、棐は篚と同じし。考証:『儀礼・士冠礼』の「有篚実」について、謹んで原文を照らすに、「有篚」の二字を句とし、「実」の字は下文に属して連引すべからず。今「実」の字を省く。