康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1415 ページ)
【戌集下】【飛字部】飛;康熙筆画:9;ページ番号:1415 頁第 14
古文【唐韻】甫微切【集韻】【韻会】匪微切、音は非。【玉篇】鳥が羽ばたくこと。【広韻】飛翔。【易・乾卦】飛龍在天。【詩・邶風】燕燕于飛。
また官名。【前漢・宣帝紀】西羌反す、応募して佽飛の射士となる。
また【釈名】船上の重室を飛廬と曰う。上に在るが故に飛と曰うなり。
また六飛は馬の名。【前漢・袁盎伝】六飛を騁し、不測の山を馳す。【註】六馬の疾きこと飛ぶが若し。別に騛と作る。
また桑飛は鷦鷯の別名。
また飛廉は神禽の名。【三輔黄図】風を致す能く、身は鹿に似て、頭は雀に似て、角あり、尾は蛇のごとく、文は豹に似たり。【郭璞云う】飛廉は龍雀なり。世因って飛廉を以て風伯の名と為すも、実は則ち禽なり。
また【本草】漏蘆は一名を飛廉とす。
また【広韻】古に通じて蜚と作る。【史記・秦紀】蜚廉は走るに善し。
また借りて非と作る。【漢・長蔡君頌】飛陶唐其れ孰か能く是の若くなる。
【説文徐註】上の旁の飞は、鳥の頸に象る。
考証:また借りて非と作る。【漢・長蔡君頌】飛陶唐其れ郭か能く是の若くなる。謹んで原文に照らし、其れ郭かを其れ孰かに改む。