康熙字典解説
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【酉集中】【貝部】賵;康煕筆画:16;頁碼:頁 1211 第 04。古文。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に「撫鳳切」、音は麷(ほう)。『説文』に「死者に贈る」とあり。『儀礼・既夕』の注に「賵とは、主人の送葬を助くる所由なり」とある。『春秋・隠公元年』に「天王、宰咺を使わしめて恵公・仲子の賵を帰せしむ」とあり。注に「賵は喪を助くるの物なり。仲子は恵公の妾なり」とある。『公羊伝』に「車馬を賵といい、貨財を赙(ふ)という」とあり。注に「賵は覆うがごとく、赙は助くるがごときなり。いずれも生者を助けて死者を送るの礼なり」とある。『穀梁伝・隠公三年』に「死者に帰するを賵といい、生者に帰するを赙という」とある。