康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1278 ページ)
【酉集下】【邑部】鄲;康熙画数:19;頁碼:1278 頁上段 11。『唐韻』都寒切、『集韻』『韻会』多寒切、音は単。邯鄲は古の県名。『左伝・定公十年』に「衛侯、邯鄲午を寒氏に伐つ」とあり、注に「邯鄲は広平県なり」とある。『前漢書・地理志』に「邯鄲は趙国に属す」とあり、注に「邯は山名。鄲は尽くるの義にして、邯山ここに尽くるがゆえに、城郭の字は邑に従うにより、邑を加えて鄲と作る」とある。また『集韻』に当何切、音は多。漢の侯国の名。『史記・功臣表・中元元年』に「周隠を封じて鄲侯とす」とある。また叶って都年切、音は顚。『呉邁遠・楽府』に「人馬風塵の色、河塞より還るを知る。時に我と同栖有り、宦を結んで邯鄲に遊ぶ」とあり、「還」は音旋と読む。