康熙字典解説
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【酉集中】【赤字部】赤;康煕筆画:7;頁碼:1213 頁下段 22。古文に烾と作る。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に昌石切、音は尺。『説文』に「南方の色なり」。『玉篇』に「朱色なり」。『易・説卦』に「乾は大赤なり」。疏に「其の盛陽の色を取るなり」。『書・禹貢』に「厥の貢は惟土五色」。疏に「天子の社は広さ五丈、東方は青、南方は赤、西方は白、北方は黒、上に黄土を冒す」。『礼・曲礼』に「周人は赤を尚ぶ」。注に「建子の月を正とし、物萌えて色赤なるを以てなり」。また『書・康誥』に「赤子を保つが若し」。疏に「子は生まれて赤色なれば、故に赤子と言う」。また『前漢・五行志』に「赤地千里」。注に「空しく尽きて物無きを赤と曰う」。また『韻会』に「裸裎を赤体と曰い、肉色を見るなり」。また『史記・孟子列伝』に「中国は名づけて赤県神州と曰う」。また『韻会』に「赤県は畿県を謂うなり」。『晋書・成公綏伝』に「赤県は辰巳に拠る」。また水名。『荘子・天地篇』に「黄帝は赤水の北に遊ぶ」。『博雅』に「崑崙虚、赤水其の東南の陬より出ず」。また六赤。『正字通』に「今骰子の別名」。李洞『李郎中に贈る詩』に「微黄は喜んで荘周の夢に兆し、六赤新たに印を掷げて成す」。また姓。『呂氏春秋』に「赤冀臼を作る」。『列仙伝』に「赤斧は巴人なり」。また『集韻』に七迹切、音は戚。『周礼・秋官』に赤犮氏。注に「赤犮は猶お捇抜のごときなり」。疏に「捇抜は之を除くなり」。また『韻補』に敕略切に叶う。郭璞『狰賛』に「章義の山、奇怪の宅す。獣あり豹に似たり、其の色惟赤なり」。宅は徒洛切。『説文』に作と作る。