康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 234 ページ)
【丑集上】【土部】場;康熙筆画:12;頁碼:234 頁 08 行。『唐韻』直良切、『集韻』『韻会』『正韻』仲良切、音は長。『説文』に「神を祭る道なり」とあり。師古曰く、「土を築いて壇とし、地を除いて場とす」。また、禾を収める圃を場という。『詩・豳風』に「九月、場圃を築く」とあり。『周礼・地官』に「場人は国の場圃を掌り、これに果蓏を樹う」とある。また、士を試すところを文場という。班固『答賓戯』に「術藝の場に婆娑す」とあり。沈佺期の詩に「累年画省を同じくし、四海文場に接す」とある。また、戦争の地を戦場という。李華に『弔古戦場文』あり。また、釈氏が開堂して戒を設けるを選仏場という。『伝灯録』に、「丹霞挙に応ぜんとし、道に一禅客に遇ひて曰く、『選官は選仏に如くか』。霞曰く、『選仏は当に何所に向かうべきか』。客曰く、『江西馬大師出世す、此れ選仏場なり』」とある。また『集韻』に尸羊切、音は商。『揚子・方言』に「蚍蜉犁鼠の場を坻場と謂ひ、一に浮壌と曰う」とあり。場と埸は別なり。或いは畼と作り、俗に塲と作る。