康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1235 ページ)
【酉集中】【足部】躔;康煕筆画:22;頁碼:1235 頁 41 行目。『唐韻』直連切、『集韻』『韻会』澄延切、『正韻』呈延切、音は廛。『説文』に「践む」とあり。『徐曰』に「星辰の運行する軌跡、すなわち星辰の行く道なり」とある。『揚子・方言』に「躔は徘徊し巡行するの意あり」、また「運行・歴経を指し、太陽の運行を躔という」とある。『博雅』に「行くの意」、また「行走して残る痕跡・軌跡を指す」とある。『前漢・律暦志』に「全周期に基づいて朔望および節気の分至を定め、日月の運行軌跡の離合と月相の変化を算定す」とあり。注に應劭曰く「躔は路径を指す」。『爾雅・釈獣』に「その足迹を躔という」とあり。注に「足の踏む所」とある。『左思・呉都賦』に「いまだ英雄人物の歴経し行走せし所を知らず」とあり。注に「歴経・行走の意」とある。『集韻』に「展に従う異体字あり、蹍と書く」とも見える。また『集韻』に丈善切、音は紾。「移動して行走し、従う」を指す。