康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1187 ページ)
【酉集上】【言部】讒;康煕筆画:24;頁 1187
【唐韻】士咸切【集韻】【韻会】【正韻】鋤咸切、音饞。
【説文】譖なり。
【玉篇】佞なり。
【正字通】悪言を崇飾し、善を毀ち能を害するなり。
【書・舜典】朕、讒説殄行を堲す。
【荘子・漁父篇】人の悪を言うを好むを讒と謂う。
【荀子・修身篇】良を傷るを讒と曰う。
【説苑・臣術篇】善を蔽うるは、国の讒なり。
また星名。
【晋書・天文志】巻舌六星の中、一に天讒と曰い、巫医を主る。
また鼎の名。
【左伝・昭公三年】讒鼎の銘。
【疏】讒鼎とは、讒を疾むの鼎にして、『明堂位』に云う所の崇鼎是れなり。一に云う、讒は地名なり。禹、九鼎を甘讒の地に鋳たるが故に、讒鼎と曰う。
また【広韻】【集韻】士忏切【韻会】【正韻】士監切、饞去声。義同じ。
また葉、鋤弓切、音崇。
【楚辞・九嘆】精粹を吸いて氛濁を吐く兮、邪世に横たわりて容れられず。誠を叩きて阿らずんば、遂に見排されて讒に逢う。
また葉、銀炎切、音厳。
【梁鴻・呉に適するの詩】策に乗じて縦邁せんと欲すれども、我が俗を疾みて讒を作す。枉を挙げて直を錯うるを競い、皆先に佞にして唌唌たり。唌は音延。
また【俗書証誤】二免に従うは非なり。