康熙字典解説
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【戌集上】【門部】閟;康熙筆画 13;頁碼 1333 頁 32 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】兵媚切、音秘。【説文】門を閉ずるの義。また凡そ隠れて顕れざるを皆「閟」という。【詩・鄘風】爾の所為不善なるを見れば、我が思慮は隠すべからず。【伝】閟は閉ずるの義。【釈文】閟、悲位反。【左伝・荘公三十二年】初め魯の荘公、臺を築きて党氏の家に臨み、孟任を見て之に従う。孟任門を閉じて内れず。【注】閟は荘公に従わざるの義。また【閔公二年】狐突曰く、令を時を以て終わらしむるは、其の事を隠さんが為なり。【注】冬の十二月は隠れて終わる時なり。【前漢・盧綰伝】盧綰いよいよ懼れて、躲蔵し隠匿す。また【玉篇】慎しむの義。【書・大誥】天は謹みて我に成功の要を告ぐ。【伝】天は慎重に我が周家の成功の所を慰労すと謂う。また神の義。【詩・魯頌】神宮清静なり。【箋】閟は神の義。また【正韻】深き義、幽静の義。【詩・魯頌・閟宮朱伝】深く閉ずるの義。また【五音集韻】彼義切、音賁。義同じ。考証:【詩・衛風】爾の所為不善なるを見れば、我が思慮は隠すべからず。謹んで原書に拠り衛風を鄘風に改む。【閔二年】孤突曰く、令を時を以て終わらしむるは、其の事を隠さんが為なり。謹んで原文に拠り孤突を狐突に改む。