康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 439 ページ)
【卯集中】【手部】掤;康熙画数:12;頁碼:439 頁 03 行。『唐韻』に筆陵切、『集韻』『韻会』に悲陵切とあり、音は「氷」に同じ。『説文解字』には、矢を覆う器具と釈す。『詩経・鄭風』に「抑として掤を釋き忌む」という句あり。『疏』に服虔の説を引きて、これは矢筒の蓋なりという。杜預は、すなわち矢筒なりという。また「氷」に通ず。『左伝・昭公二十五年』に「氷を執りて踞す」と記す。『注』に、矢筒の蓋にして、以て水を酌み飲むべしという。また、手を以て矢を覆うことも亦た掤と称す。