【卯集中】【手部】捌;康熙筆画:11;頁碼:433 頁第 18 行。『集韻』『韻会』『正韻』に布抜切、音は八。破る、分つ。また撃つ。『淮南子・説林訓』に「捽を解く者は捌格に在らず、批伔に在り」とある。『集韻』に扒と同じ。また官文書に数を記すに、借りて八字と為す。『正字通』に秦の法、凡そ数目字の単なる者は茂密の字を取りて之に易う。一を壹と作り、二を貳と作る是れなり。按ずるに秦は惟だ一二三のみ改易し、四以下は仍お本文を用ゆ。徐氏始めて捌字を収めて附す。今則ち一至十まで改むるは、秦の旧に非ず。また『集韻』に必結切。

と同じ。捩る。また筆別切。読み分別の別に若し。扒と同じ。また剖分す。また皮列切。読み離別の別に若し。義同じ。また『唐韻』に百轄切。『説文』に『方言』云う、「歯無き杷」。手より別声。『急就篇』に「捌杷」。師古の注に「歯無きを捌とし、歯有るを杷と為す。皆禾穀を推引聚する所以なり」とある。また博抜切、音は八。朳と同じ。按ずるに『集韻』木に従って

と作る。別に木部に見ゆ。考証:『淮南子・説林訓』の「梓を解く者は捌格に在らず」は、謹んで原文に照らして梓を捽に改む。