康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 201 ページ)
【丑集上】【口部】嗄;康煕筆画:13;頁碼:201 頁下段 34。古代文献による記載:『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に「所嫁切」と注し、沙の去声に読む。『玉篇』は声を嗄らすと釈す。『集韻』は声の変ずると釈す。『老子・道徳経』に「終日号んで嗄れざるは、和の至りなり」とある。『集韻』によれば、この字は時に別字形にも作る。また、『広韻』に「于犗切」、『集韻』『正韻』に「于邁切」、『韻会』に「幺邁切」と注し、隘の音に読む。『広韻』は声の衰えると釈し、『集韻』は気の逆くと釈す。楚の人、哭して極まり声なきを「嗄」という。さらに、『集韻』に「乙界切」と注し、噫の去声に読む。これも気逆を指す。時に「噎」とも作る。