康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 229 ページ)
【丑集上】【土部】埃;康熙筆画:10;頁碼:229 頁 19 行。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に于開切、音は哀。『説文』に「塵土なり。凡そ風起きて沙を揚ぐるを皆埃と曰う」。『前漢・景十三王伝』に「晝昏くして夜のごとく、塵土覆う」とあり。『後漢・逸民伝』に「蝉の囂塵を脱するがごとし」という。また支に叶して于支切、音は医。『楚辞・漁父』に「安んぞ皎々たる身を以て世俗の塵蒙ることを得んや」とあり、上の「衣」に叶す。『朱子注』に「塵埃、史書は温蠖と作る。温蠖は昏憒糊涂のごとし。若し史書に従わば、白は蒲各切に叶し、蠖は于郭切にして、二字自ら韻を叶す」という。