康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 856 ページ)
【午集下】【禾部】稯。康煕筆画 14、頁碼 856-21。『唐韻』子紅切、『集韻』『韻会』祖叢切、音は鬉。稲の束。『韻会』に曰く、『周礼』四秉を筥と称し、十筥を稯と称し、十稯を秅と称す。稯とはすなわち束の義なり。『論語』注に六百四十斛を稯とす。按ずるに、『説文』に稯は布八十縷なり。徐鍇これを訂正して曰く、これすなわち十筥の稯なり。意は八十縷の布にあらずとするなり。諸々の韻書みな稯を八十縷の布と解するは誤りなり。『集韻』に通じて緵・総と作るも、また非なり。また『集韻』祖動切、音は総。稲を集め束ねるなり。『荘子・則陽篇』に「是れ稯稯たる者、何為する者や」とあり。注に曰く、稯は聚集の貌なり。