康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1474 ページ)
【亥集中】【魚部】鰂;康煕筆画:20;頁碼:1474 頁下段第 11。【唐韻】昨則切。【集韻】【韻会】疾則切。音は賊。【説文】に「鰞鰂、魚の名」とあり。【正字通】に「一名墨魚。一名黒魚。形は算囊のごとく、鱗なく、両鬚は帯のごとく長く、腹下に八足ありて口の旁に聚生す。嘴を縮めて腹下に懐き、墨を含み、人及び大魚至れば則ち墨を噀ぐ。方数尺。背上一骨あり、独り厚さ三四分にして両頭尖り、色白く、軽き胞は通草のごとし。薬に入れば海鰾鮹と名づく。また賊に通ず」とある。【蘇軾・魚説】に「海の魚に烏賊と名づく者あり。あるいは卽に従って鯽と作る」とあり。【類篇】にまた鱡と作るともいう。