康熙字典解説
【広韻】は作管切、【集韻】【韻会】【正韻】は祖管切で、音は纂。【博雅】に「䂎 を鋋という」とある。【北史・王思政伝】に「東魏が潁川を攻め来たるや、王思政は火䂎・火箭を作りて、その攻城器械を焼き尽くす」と見える。【隋書・煬帝紀】五年条に「民間の䂎 刃の類の兵器は、みな禁絶す」とある。【元史・儀仗志】に「䂎 の形制は戟に似たり。鋒刃の両旁やや翹り上がり、下に鐏の鋭き部分あり」と記す。
また【広韻】子算切、【集韻】祖算切にして、纂の去声に読む。義同じ。
また【広韻】七乱切、【集韻】取乱切にして、音は竄。小矛なり。
また【集韻】七丸切にして、竄の平声に読む。遠く投ずる矛なり。【集韻】に鑹と同じとす。【玉篇】にも と書く。俗体は䂎 と作る。【韻会】に鐞と同じと説くは非なり。