康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 158 ページ)
【玉篇】は「子」の字で音を示し、【集韻】および【類篇】は「則」の字で音を示す。その読みは「奏」である。【説文解字】によれば、これは「卩」の字である。【正訛】によれば、「卩」を反転させて「㔿」と書いたものである。「卩」と「㔿」は抑揚頓挫の形状を表すものであり、「抑」の字はこの字形に由来する。古来、合符は二つに分かれており、与える者は左半分を持ち、受ける者は右半分を持った。古代の「卩」と「㔿」の字はこのように書かれた。後に隷書において、これらは「節」と「奏」の字に書き改められた。