康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1264 ページ)
【酉集下】【辵部】遮;康煕筆画:18;頁碼:1264 頁第 10 行
『広韻』正奢切、『集韻』『韻会』『正韻』之奢切、音は「」と同じ。
『説文』遏止す。
『玉篇』覆蓋し、阻断し、拦截し、阻拦す。
『史記・高帝紀』三老の董公、漢王を拦げて説く。
『後漢書・班超伝』兵を伏せて拦截し撃つ。
また『正韻』遮蔽す。
『後漢書・輿服志』弓袋を開き、出入りを遮蔽し拦阻す。
また『正字通』周遮、言葉繁多なるを形容す。
『白居易の詩』周遮して語ること長し。
また『集韻』之夜切、音は「柘」と同じ。義も同じ。
また葉韻之戈切、音は灼の平声。
『司馬相如・上林賦』山林これにより震動し、川谷これにより波を蕩やす。『巴渝』宋蔡、淮南『于遮』。
『注』『于遮』は曲名なり。
考証:また葉韻之弋切、音は灼の平声。
『司馬相如・上林賦』山林これにより震動し、川谷これにより波を蕩やし、巴渝宋蔡、淮南于遮。謹んで按ずるに、『韻会小補』に遮の葉韻は之戈切とし、故に歌韻に入り、波と相葉すと。これにより之戈切に改む。