康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 671 ページ)
【巳集中】【火部】烵;康煕筆画:11;頁碼:671 頁下段 17 行。『集韻』『類篇』に「職略切、音は酌、烵爍」とあり、草木の花の色が盛んなさまをいう。『正字通』に「俗に灼の字なり。『字彙』誤って二つに分つ」とある。按ずるに、『字彙』はもと『集韻』『類篇』に基づくものなり。「灼」の字義甚だ多く、『玉篇』にもまた花盛んなるの一義あり、およそ烵と通ずべきがごとし。然れどもその他の義は固より烵と与(あずか)るところなし。『正字通』烵を以て俗なる灼の字とし、もって『字彙』の誤って分つを駁すは、是ならざるなり。