康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1493 ページ)
【亥集中】【鳥部】鵻;康煕筆画:19;頁碼:1493 頁上段 02。『広韻』職追切、『韻会』『正韻』朱惟切、音は錐。これは小斑鳩にして、今の白斑鳩なり。『説文』に祝鳩と釈す。『詩・小雅』に「翩翩者鵻」の句あり。『毛伝』に曰く、鵻は夫不の鳥なり。『鄭箋』に曰く、謹慎・誠実・孝順の鳥なり。この字は本来「隹」と作る。『爾雅・釈鳥』に曰く、「隹其、すなわち鳺鴀なり」。『疏』に釈して曰く、隹はまたの名を鴀という。すなわち今の楚鳩なり。按ずるに、鵻の名は一にあらず、隹其と呼ぶあり、祝鳩と呼ぶあり、鳺鴀と呼ぶあり、鵴鳩と呼ぶあり、鳩と呼ぶあり、楚鳩と呼ぶあり、荊鳩と呼ぶあり、鳩と呼ぶあり、康鳩と呼ぶあり、鳩と呼ぶあり、鷱と呼ぶあり、鷿鷱と呼ぶあり、鳻鳩と呼ぶあり、乳鳩と呼ぶあり。これら皆鵻の別名なり。詳しくは『詩緝』を見るべし。また青鵻あり、『本草』に黄褐侯と別名す。原刻本の字形は「朗」に従い「鳥」に従う。鷱字は時に「鷎」とも作る。