康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1425 ページ)
【戌集下】【食部】饌;康熙筆画:21;頁碼:1425 頁下段第 24。『集韻』雛綰切、『五音集韻』雛睆切、音は撰。『玉篇』に「飯食なり」とあり。『説文』に「食を具うるなり」とあり。『周礼・天官・酒正』に「以て王の四飲三酒の饌を共す」とあり。疏に「饌を具へ設くるを謂う」という。『儀礼・燕礼』に「膳宰官を具え、寝の東に饌す」とあり。注に「その官の饌する所を具うるを謂う。酒と牲と脯醢とをいう」とあり。また『韻会小補』に「あるいは篹と作る」とあり。『前漢書・元后伝』に「独り孝元廟の故殿を置き、以て文母の篹食堂と為す」とあり。注に孟康曰く「篹、音は撰なり」。晋灼曰く「篹、具なり」と。また『集韻』に扶万切、音は飯。また『五音集韻』に士恋切、音は籑。義同じ。また『正韻』に須兖切、音は選。『尚書大伝』に「夏后氏、殺さず刑せず、死罪は罰して二千饌」とあり。馬融云う「饌は六両なり」。『史記・平準書』に撰と作る。蘇林云う「撰の音は選択の選なり」。『説文』に「本は籑と作り、食に従い算声なり。あるいは竹に従って作す。諸韻書、俗に従って饌と作る」とある。