康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 903 ページ)
【未集上】【竹部】籒;康煕筆画:21;頁碼:903 頁第 33 行。『広韻』『韻会』『正韻』に直又切、『集韻』に直祐切、音は胄。史籒とは周の宣王の太史の名で、大篆を創った者である。『法書考』によれば、籒文は史籒が創ったもので、古代の大篆とやや異なり、後世その名を以てこの字体を呼び、籒文という。『七略』にいわく、これは周の時、史官が童蒙に教えた字体であり、孔子旧宅の壁中より出た古文の形体とは異なり、すなわち奇字である。その遺跡は『石鼓文』に存する。『学古編』によれば、李斯が小篆を創めて後、籒文を大篆と呼ぶようになった。また『説文』には、読書するの意とする。