康熙字典解説
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【未集下】【臣字部】臧;康熙画数:14;頁碼:999 頁 23 行。【唐韻】則郎切、【集韻】【韻会】【正韻】茲即切、音は贓に同じ。【爾雅・釈詁】に「臧、善なり」とある。【易・師卦】初六、「師出づるに律を以てす、否臧なれば凶」。【詩・衛風】に「忮らず求むらず、何を用いて臧ならざらんや」とあり、伝に「臧、善なり」と注す。また【広韻】に「厚し」とある。また【揚子・方言】に「荊・淮・海・岱・雑斉の間、奴を罵って臧と曰い、婢を罵って獲と曰う」とある。また姓なり。【姓苑】に「東筦に出で、魯の孝公の子臧僖伯の後」とある。また贓に通じ、吏が賄を受けたるをいう。【前漢書・尹賞伝】に「貪汚して臧に坐す」とある。また【集韻】昨郎切、蔵と同じ。【管子・侈靡篇】に「天子珠玉を蔵し、諸侯金石を蔵す」とあり、【前漢書・食貨志】に「軽微にして臧し易し」とある。また【韻会】【正韻】才浪切、庫蔵の蔵と同じ。【前漢書・食貨志】に「御府の臧を出だして之を贍う」とある。また臓と同じ。【前漢書・王吉伝】に「新を吸い故を吐き、以て五臧を練る」とあり、また【芸文志】に「客疾五臧狂顛病の方あり」とある。また臧善の臧は、また音を押して贓に叶う。【詩・小雅】に「君子を見ず、憂心柄柄たり。既に君子を見て、庶幾くば臧あらん」とあり、怲は音謗に同じ。