康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 240 ページ)
【丑集上】【土部】壅;康煕筆画:16;頁碼:240 頁下段 18 行。『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に「於用切」とあり、音は「雍」の去声に同じ。意味は塞ぐこと。『史記・秦本紀』に「黄河の決壊は再び塞ぐべからず」とある。別の意味として、土を積み上げて覆うこと、根元に土を寄せることを指し、長江以南の方言である。花草の根元に土を寄せ灌漑することをすべて「壅」という。また草の名でもある。芡実の別名を鶏壅といい、『本草』に見える。また音に「於容切」あり、「邕」に同じ。「雍」と通ず。『周礼』の「壅氏」や『漢書』溝洫志の「壅」はいずれも「雍」と書く。さらに『集韻』『韻会』に「委勇切」、『正韻』に「伊竦切」とあり、音は「擁」に同じ。意味も同様である。