〔古文〕『唐韻』余呂切、『集韻』演女切、音与。『説文』歩むさま徐々として急がざる形容。心に従い与声。
又『広韻』以諸切、『集韻』『韻会』羊諸切、音余。『広韻』恭敬なり。『集韻』行歩安穏にして舒緩なり。蓋し内心恭敬なるによりて安穏舒緩に見ゆるなり。俗体「挙」と書くは誤りなり。『韓愈詩』に「㦛㦛江南子」とあり。俗本誤って「挙挙」と作る。〇按ずるに、『集韻』上声は「㦛」と作り、或いは「

」と作り、また「懙」とも作る。又平声は「懙」と作り、或いは「

」と作り、また「㦛」とも作る。この三字相通じて両様の義なし。