康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 392 ページ)
【広韻】は羊と朱の字で反切し、【集韻】【韻会】は容と朱の字で反切し、【正韻】は雲と倶の字で反切する。読みは「兪」に似て、意味は憂いである。また【広韻】は以と主の字で反切し、【集韻】【韻会】は勇と主の字で反切する。読みは「窳」に似て、意味は恐れである。さらに【正韻】は偶と許の字で反切し、読みは「語」に似て、意味は同じである。〇按ずるに、以の字・勇の字はいずれも喩母に属し、偶の字は疑母に属す。【正韻】は全く雅音(標準音)を採用し、凡そ疑母の字をすべて喩母に帰している。しかしながら、この「㥚」の字は、平声の反切には喩母を用い、上声の反切には再び疑母を用いている。