康熙字典解説
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【広韻】は「以沼」で注音し、【集韻】は「以紹」で注音する。読みは「鷕」と同じく、肋骨を指す。【詩経・小雅・大庖不盈伝】に、「矢、左の腿骨に中り、右の【䯚】を貫くは下殺なり」とあり、【疏】はこれを「矢、左の大腿骨に中り、右の脇の【䯚】を貫く」と解する。【釈文】によれば、「【䯚】は水膁を謂う」。一般の字書にはこの字が見えず、ある版本では「」と作る。【唐書・礼楽志】に、「左の腿骨を下の【䯚】に貫くは下射なり」と記す。【釈音】は、「【䯚】は肩骨なり」という。また、【集韻】は別に「胡了切」と注音して皛(xiào)と読み、「子小切」と注音して勦と読むが、いずれも意味は同じである。