康熙字典解説
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【唐韻】【集韻】に「於殄切」とあり、発音は「蝘」に似る。【説文解字】には「目を以て相戯る」と釈す。【揚子・方言】によれば、これは「看(みる)」の義なり。東斉の間では「看」を「䁙」という。凡そ目を以て相戯れ弄ぶるを、皆「䁙」と称す。
この字は時に「燕」とも書く。【説文解字】に【詩経・邶風】の句を引いて「䁙婉之求」とある。今流布する【詩経】の版本には「燕」と作る。
また【集韻】に「伊甸切」とあり、発音は「蝘」の去声に似る。
また【広韻】に「烏㵎切」とあり、【集韻】に「於諫切」とあり、発音は「晏」に似る。
また【広韻】に「於黠切」とあり、【集韻】に「乙黠切」とあり、これは「晏」の入声なり。これらの読みの義はいずれも同じ。【集韻】に、この字は時に別の字形にも作り、また別の写法もあると記す。