康熙字典解説
【唐韻】には蘇甸切、【集韻】および【正韻】には先見切とあり、去声に属す。【爾雅・釈天】に「雨䨘は霄雪なり」と見え、【疏】は「䨘と霰とは音義同じ」と解す。【埤雅】にいわく、「䨘」の字は「睍」を省き、「霄」の字は「消」を省くなり。【詩経】に「睍を見れば消ゆ」とある。およそ雪が微温に触れて散じ、䨘となるによるなるべし。郭璞のいわゆる「氷雪雑り下るを消雪と曰う」とは、即ちこの意なり。【説文解字】には本つくりて「霰」と作れり。【玉篇】にもまたこれを作れり。【集韻】には時にこれを作れり。詳しくは後条「霰」字の注を参看すべし。