康熙字典解説
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【亥集中】【魚部】鰕;康煕筆画:20;頁碼:1475 頁第 10。『唐韻』胡加切。『集韻』『韻会』何加切、音は遐。『説文』に「魵なり」とある。『爾雅・釈魚』に「魵、鰕」とあり、注に「穢邪の国に出ず」という。疏に「魵魚、一名鰕」とある。また『爾雅・釈魚』に「鯢の大なるものを鰕と謂う」とあり、疏に「鯢は雌の鯨なり。大なるものは長さ八九尺。別名を鰕という。互いに鯢の字の注に詳し」とある。また『爾雅・釈魚』に「鰝は大鰕」とあり、注に「鰕の大なる者は海中に出で、長さ二三丈、鬚長さ数尺。今青州では鰕魚を鰝魚と呼ぶ」とある。『虞荔鼎録』に「宋の文帝、鰕魚を得て、遂に鼎と為す」とある。また『山海経』に「龍魚は陵に居り、状狸のごとし。一に曰く鰕。即ち神聖有り、これに乗じて九野を行く」とある。また『説文長箋』に「蝦と同じ」とある。『急就篇注』に「鰕は今の海鰕にして、酢酺とするに堪え、および所謂鰕米なる者、また所在の水中小鰕、生若しくは煼して之を食すべし。皆是なり」とある。『正字通』に「水虫にして食すべし。渓沢江海みな之有り。鬚を磔ぎ鼻を鉞ぐ。背に断節有り。尾に硬鱗有り。足多くして躍るを好む。腸は脳に属し、子は腹の外に在り」とある。また『南海雑誌』に「商舶、波中に双樯遥かに漾うを見、高さ十余丈ばかり。意に舟かと為す。老長年曰く、此れ海鰕にして、霁に乗じて双鬚を曝すなり」とある。また『集韻』『韻会』『正韻』に虚加切、音は岈。また『集韻』に挙下切、音は斝。義同じ。