康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 710 ページ)
【巳集下】【犬部】狧;康煕筆画:10;頁碼:710 頁 24 行。『広韻』に「吐盍切、音は榻」とあり。『説文』に「犬の物を食うなり。犬に従い舌に従う。読みは比目魚の鰈の如し」とある。『玉篇』に「作と同じ」とあり。また「狧狧」は貪欲なる様を表す。『揚子・太玄経』に「営狩狧狧」と見え、また『揚子・方言』に「犬吠えずして人を噛むを冷狧と曰う」とある。また『唐韻』に「他合切」、『集韻』に「托合切」、音は錔にして、義同じ。『集韻』に「或いは作る」とあり。また『集韻』に「甚爾切、音〇」で、「犬舌を用いて物を取る」の意。『前漢・呉王濞伝』に「狧糠及米」という語あり。注に師古曰く、「舌を用いて食うなり。およそ犬を以て喩えるか」。