康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 613 ページ)
【巳集上】【水部】沰。康煕筆画 9、頁碼 613 の 06。『広韻』に「他各切」と注音し、『集韻』に「闥各切」と注音す。音「託」に同じ。『玉篇』に「墜落・投撃の義」と解す。また『広韻』に「赤褐色の義」と解す。『詩・秦風・顔如渥丹』の『釈文』に、「丹」は字の如く読むべし、韓詩の本は「沰」に作る。注音「撻各反」。意は赤褐色なり。また『集韻』に「當各切」と注音し、音「矺」に同じ。意は滴落なり。『崔寔・農家諺』に云う。「上火不落、下火滴沰」。考証:『詩・秦風・顔如渥丹』の箋に、「丹」は字の如く読むべし、韓詩の本は「沰」に作る。注音「撻各反」。意は赤褐色なり。謹んで按ずるに、「丹如字」等の語は元より『釈文』に出でて鄭玄の箋注にあらず。謹んで「箋」の字を「釈文」に改む。