康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1083 ページ)
【申集中】【虫部】蛻;康熙画数 13、頁 1083。『唐韻』舒芮切、『韻会』『正韻』輸芮切、音は稅。『説文』に「蛇・蝉の解ける皮」とある。『荘子・寓言篇』に「予は蜩の甲なり、蛇の蛻なり、似て非なるものなり」とある。『神仙伝』に「王方平死して三日、夜忽ち其の屍を失う。衣冠解けず、蛇の蛻のごとくのみ」とある。『史記・屈原列伝』に「蝉濁穢に蛻す」とある。夏侯湛『東方朔画賛序』に「蝉蛻し龍変し、俗を棄てて仙に登る」とある。また『広韻』に他外切、音は娧。湯臥切、音は唾。義同じ。また『集韻』に輸爇切、音は説。復蜟なり。また蝉蛻の蛻も亦た失爇切に叶う。郭璞『遊仙詩』に「吐納して真和を致し、一朝忽ち虚蛻す。飄然として太清に凌ぎ、眇爾として景長く滅す」とある。また『類篇』に欲雪切、音は悦。『揚子・方言』に「蠭または蚴蛻と謂う」とあり、『博雅』に「蚴蛻は蠮螉なり」とある。