康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1485 ページ)
【亥集中】【鳥部】鴕;康煕筆画:16;頁碼:1485 頁第 12 行。『集韻』に「唐何切、音は駝」とあり。鴕鳥はキジに似る。『晋書・張華伝』に「武器庫は厳重に封鎖されていたが、中に忽然としてキジが鳴いた。張華は『これ必ずや蛇がキジと化したなるべし』と言い、開けて見れば、果たしてキジの傍らに蛇の脱皮があった」とある。また『前漢書・西域伝』に「安息国に大马爵という鳥あり」と見え、『師古注』に引く『広志』曰く、「大爵とは、頸・胸腹・躯幹および蹄は駱駝に似て、色は青黒く、首を上げれば高さ八九尺、翼を広げれば一丈余りあり、大麦を食む」という。按ずるに、大马爵は駱駔に似る。元は「駝」と書いたが、これが鳥の名であるゆえ、「馬」の旁を改めて「鳥」の旁とした。『張華伝』の言うところの「蛇がキジと化する」も、元は「蛇」と書いたが、キジと化したゆえ、「虫」の旁を改めて「鳥」の旁としたのである。