康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 571 ページ)
【辰集下】【欠部】歎;康煕筆画:15;頁碼:571 頁 24 行。『玉篇』に「他旦切」とあり、『唐韻』『集韻』『韻会』に「他案切」、音は炭。『説文』に「吟なり」。『礼記・檀弓』に「戚みて斯に歎ず」。疏に「歎とは吟息なり。憤恚転た深ければ、故に吟息を発す」とある。『礼記・曲礼』に「食に当たっては歎ぜず、楽に臨んでは歎ぜず」。また美を称するを歎と曰う。『礼記・郊特牲』に「爵を卒えて楽闋す、孔子屡々之を歎ず」。注に「歎とは美なり」とある。また賛和を歎と曰う。歌の尾に声を曳いて助けるを謂う。『礼記・楽記』に「一倡して三歎ず」。通じて叹と作る。また『集韻』『韻会』に「他干切」、「正韻」に「他丹切」、音は攤。義同じ。『詩・大雅』に「既に順なり乃ち宣ぶ、而も永歎無し」。『釈文』に「歎、他安反」とある。また『楚辞・九思』に「日瞥瞥として西に没し、道遐回にして阻歎す。志蓄積して未だ通ぜず、怅惝罔として自ら怜む」。『曹大家・東征賦』に「封丘を渉りて路を践み、京師を慕って窃かに歎ず。小人の性を土に懐くは、自ら書伝にして有焉」。倶に平声より読む。古寒・先・刪の三韻通ず。『説文』に本は欠と作り、籀文は に作る。