康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1033 ページ)
【申集上】【艸部】莏;康煕筆画:13;頁碼:1033 頁 33 行。『唐韻』に「蘇禾切」、莎と同じ。『玉篇』に「手を以て挼莏するなり」。『詩・周南』の疏に、『阮孝緒・字略』に云く、「煩潤は猶お挼莏のごときなり」と。黄庭堅の詩に「残菊を挼莏して更に杯を伝う」と。按ずるに、『集韻』に又「宣為切」を作り、音は莎と異なれども、捼莏の義は同じ。考うるに、挼莏の二字は本より畳韻にして、支・歌の二韻俱に互見す。挼字は支韻に在れば、則ち莎の音は綏なり;歌韻に在れば、則ち当に莎と為るべし。又按ずるに、莏は即ち挱字にして、応に手部に帰すべし。然るに唐人既に艸部に収む。今なお両部に互見す。