康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1334 ページ)
【集韻】および【正韻】に「時吏切」とあり、音は「侍」に同じ。「寺人」は宦官を指す。字形によっては「門」偏に従うものもある。また【集韻】に「祥吏切」とあり、音は「飼」に同じ。【説文解字】によれば、「廷」とは朝廷のことで、法度ある場所である。本字は「寺」と書く。【五音集韻】にいわく、「寺」とは「司」のことであり、官吏が政務を執り留まる九つの官署をいう。【釈名】にいわく、「寺」とは「嗣」のことで、政事を治める者がその中で相継いで続くことを意味する。なお、漢代に西域より白馬が仏経を背負って来たり、初め鴻臚寺に留まったため、「寺」の名を採って白馬寺を創建した。