康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1208 ページ)
【酉集中】【貝部】賒;康煕筆画:14;頁碼:1208 頁 35 行。『唐韻』式車切、『集韻』『韻会』詩車切、『正韻』詩遮切、音は奢なり。『説文』に「賒は買うなり」とあり。『周礼・地官・司市』に「泉府をもって貨を同じくし、斂賒す」と見え、註に「銭なきときは賒賬し、先ず之に貸す」という。また『類篇』に「一に曰く遠し」とあり。王勃『太公文王に遇うの賛』に「城闕近しと雖も、風雲尚ほ賒し」という。また『篇海』に「凡人遅緩なるを謂いて賒と為す」とあり。また奢と同じ。『後漢書・仲長統伝』に「楚楚たる衣服、窮賒を戒む」と見え、註に「奢と同じ」という。また詩戈切に叶う。謝霊運『感時賦』に「物類を相いして已に迨り、交臂の匪賒なるを閔ず。大耋の或いは遄なるを揆り、崦嵫を指して西阿にす」とある。『正字通』に「俗余に従って賖と作る」という。