康熙字典解説
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【広韻】は式連切、【集韻】および【韻会】は尸連切、音は膻なり。【説文】に「羴は亶に従う或る字なり。羊の臭気なり」とあり。【玉篇】に「羊の脂なり、羊の気なり」とある。【周礼・天官・内饔】に「腥・臊・羶・香にして食すべからざるものを弁ず」と見え、注に「羴は羊を謂う」と釈す。
また【礼記・月令】に「その臭い羴なり」とあり、疏に「凡そ草木の生ずる所、その気羴なり」と解す。
また【呂氏春秋】に「草を食う者は羴なり」と見え、注に「草を食う者とは草木を食うをいい、麞・鹿の類を謂う。故にその臭い羴なり」と釈す。