康熙字典解説
【説文解字】に曰く、この字は「欠」部に属し、「㝮」を略したる音なり。音は「苦管切」なり。○按ずるに、これすなわち「款」の篆書の形なり。詳説は前出の「款」の注を参照すべし。また【玉篇】には音「思萃切」にして「祟」に同じく、義は問うなりとす。○按ずるに、【説文解字】に楚人が吉凶を卜して問うをこの字と為すと記し、字形は「又」(手)をもって「祟」を執るより成り、音は「之芮切」にして「贅」のごとく読む。「苦管切」の音をもつ「㱁」とは全く異なり、恐らく【玉篇】は字形を承けて音の訛りを生じたるなるべし。その部首は「又」にして「欠」にあらず。まさに【説文解字】の記載を以て準とすべきなり。