康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 985 ページ)
【未集下】【肉部】脽;康煕筆画:14;頁碼:985 頁 22 行。『唐韻』示隹切。『集韻』『韻会』『正韻』視隹切、音誰。『説文』に「尻なり」とある。『正韻』に「髋なり」とある。『正字通』に「尻骨なり」とある。『博雅』に「臀を脽と謂う」とある。『前漢・東方朔伝』に「脽尻を連ぬ」とあり、注に「臀なり」とある。また『韻会』に「一に曰く地名、后土を祠る処」とある。『史記・孝武本紀』に「始めて后土の祠を汾陰の脽の上に立つ」とあり、注に「脽とは、河東の岸に特堆堀あり、長さ四五里、広さ一里余、高さ十余丈なり。汾陰の地堆の上、后土の祠は西に在り、脽は巨霊の坐する処に在り、西流して河と合す。特堆を以て此に象りて名と為す。師古曰く、形高く起ること人の尻脽の如きをもって也」とある。一説に、地は本名を鄈とし、音葵なるも、彼の郷人は誰のごとく呼び、転じて脽と為せるのみ。故に『漢旧儀』に「葵上」と云う。また『集韻』に川佳切、音推。また『五音集韻』に職流切、音周。義同じ。