康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 721 ページ)
【巳集下】【犬部】獣;康煕筆画:19;頁碼:721 頁 03 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】に「舒救切」とあり、音は「狩」に同じ。【説文】に「守備する者」と釈す。字形は「嘼」と「犬」とより成る。【爾雅・釈鳥】に「四足にして毛あるを獣と曰う」と記す。【書・益稷】に「百獣率舞、庶尹允諧」とあり、様々な野獣が踊りに従い、百官も実に和合したと述べる。【周礼・天官】に「獣人は網をもって獣を捕え、その名物(名称と種類)を弁ずるをつかさどる」と記す。また【天官・庖人】に六獣を挙ぐ。【註】に鄭司農(鄭衆)の解として「六獣とは麋・鹿・熊・麕・豕・兔を謂う」とある。また【儀礼・特牲饋食礼】に「棜(おん、礼器的一种)を其の南に置き、南面す。獣を其上に置き、首を東に向く」と記す。【註】に「獣とは乾肉を指す」とある。