康熙字典解説
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【唐韻】は「式支」の二字で反切し、【集韻】【韻会】は「商支」の二字で反切する。音は「施」と同じ。【説文解字】には「人を観る」と釈す。徐鍇の注に「すなわち窺い伺うの義なり」とある。 また【玉篇】に「䙾は、容貌柔らかくへつらうを指す」と記す。【爾雅・釈訓】は「戚施」と作る。郭璞の注に「戚施の病を患う者は首を上げ得ず、容貌柔らかくへつらう者は常に首を垂るるをもって之に似たり」という。【詩経・邶風】に「此の戚施を得たり」と一句あり。鄭玄の箋に「容貌柔らかく、諂媚の色をもって卑しき者に接するがゆえに、仰ぐこと能わず」とある。 また【類篇】は「専垂」の二字で反切し、音は「䮔」と同じ。【集韻】は「勻規」の二字で反切し、音は「䔺」と同じ。義は同じ。【集韻】には時にまたと作る場合もある。