康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 148 ページ)
【未集下】【肉部】勝。康煕筆画:12。頁 148。『唐韻』『集韻』『韻会』に「桑経切」、音は星。『説文』に「犬膏の臭気」とあり、字形は肉に従い、生は意と声とを兼ねる。一説に、未だ煮熟せざるを指すという。徐鍇、『礼記』を引いて「飯勝にして苴熟す」という。『礼記・内則』「秋宜しく犢・麛に膳し、膏腥す」の釈文に、「腥、音星。鶏膏を指す」とある。『説文』は勝と作り、「犬膏の臭気」と説く。また『集韻』に「七正切」、音は婧。『山海経』に「玉山に鳥あり、名づけて勝遇という」。注に「音姓」とある。また「新佞切」、音は性。腥字と同じ。星宿現るる時に豚を飼えば、肉中に小息肉を生ず。また『五音集韻』に「所庚切」、音は生。祭祀に用うる生の肉を指す。考証:一説に、不熟なり。徐、『礼記』を引いて「飲勝にして苴熟す」とす。謹んで原文に照らし、「飲勝」を「飯勝」に改む。