康熙字典解説
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【唐韻】蘇来切、【集韻】【韻会】【正韻】桑才切、音は腮。【説文】に「角中の骨なり」とある。
また【礼記・楽記】に「角觡生ず」とあり、注に「䚡なきを角と曰う」、疏に「䚡とは、角の外皮の滑沢なる者を謂う」とある。【史記・楽書索隠】に「牛羊は䚡有るを角と曰い、麋鹿は䚡なきを觡と曰う」とある。
また【本草釈名】に「牛角は䚡角にして胎なり」とあり、李時珍曰く「角尖の中の堅骨なり。牛の䚡有るは、魚の鰓有るが如し。胎と名くるは、角内に在るを言うなり」と。
また【集韻】に先代切(腮の去声)、新慈切(音思)、所佳切(音崽)あり、義同じ。【正字通】に「䚡は鰓と別なり」とあり、【六書故】に「鰓に通ず」とあるも、非なり。