康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1148 ページ)
【酉集上】【言部】訒;康煕筆画:10;頁碼:頁 1148 第 04【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】而振切、音は「忍」の去声。【説文解字】に「頓」と釈す。【徐鍇説】に「頓とは、言葉多くして滞り、滑らかならざるを謂う」。【玉篇】に「鈍」と釈す。【博雅】に「難」と釈す。【六書故】に「言語出口し難し」と釈す。【論語】に「仁なる者は其の言も訒たり」、仁厚の人は言葉慎みて遅しと。また【司馬光・潜虚】に「訒は即ち仁なり」。また【韻会】に「認」に通ず。【荀子・正名篇】に「此に当たらざるを認と曰う」。【注】に「難」と釈す。また【集韻】に爾軫切、音「忍」に同じ。義亦た同じ。【六書正譌】に「識訒」の「訒」に借りて用い、別に「認」と作すは非なりと。