康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1038 ページ)
【申集上】【艸部】菣;康熙画数 14;頁碼 1038 下 25。『唐韻』『集韻』に「去刃切」とあり、音は「臤」に同じ。『爾雅・釈草』に「蒿の類に菣という者あり」と記す。〔註〕今、青蒿のうち香気あって炙り食うるものを菣と称す。また、荊楚(今の湖北・湖南一帯)では蒿を菣とも呼ぶ。〔又〕「蔚は雄なる菣なり」と記す。〔疏〕蔚とは、蒿の類にて実を結ばざる雄株のことなり。また「苦甸切」と読み、音は「牽」の去声に同じ。義も同じ。考証:『爾雅・釈草』に「蔚は雄なる菣なり」と記す。〔註〕蔚とは、蒿の類にて実を結ばざる雄株のことなり。謹んで按ずるに、原文の「註」を「疏」に改むべし。