康熙字典解説
【広韻】の注音は初戢切、【集韻】の注音は側入切で、音は「」に同じ。【説文解字】には「後より重ね圧す」と釈す。【集韻】には「㞚㞏、前後相継ぎて緊随行くを指す。一説に小歩して行くを指す」とある。また【広韻】【集韻】【類篇】の注音は側洽切で、音は「眨」に同じ。薄い楔を指す。〇按ずるに、【爾雅】に「棖を楔と謂う」とあり、【礼記・喪大記】に「小臣、楔歯に角柶を用ゆ」と見える。注に「楔の音は屑、形如し、口を支えて含物を入れしむるの器なり」とあり、諸家の注に「薄き屑」という。具体的な訓釈・辞義は詳らかならず、ここに付記する。