康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 926 ページ)
【未集中】【糸部】綣;康煕筆画:14;頁碼:926 頁上段 36。『広韻』去阮切。『集韻』『韻会』苦遠切、音は捲。『説文・新附字』に「縑綣なり」とあり。『広韻』に「縑綣は志盟なり」とあり。『類篇』に「縑綣は厚意なり」とあり。『詩・大雅』に「以て縑綣を謹しむ」とあり。伝に「縑綣は反覆なり」と注す。『左伝・昭公二十五年』に「縑綣として公に従う」とあり。注に「縑綣は離散せざるなり」とあり。また『淮南子・汜論訓』に「古者、鍪を被り領を綣して、以て天下を王たる者有りき」とあり。注に「綣領は皮衣を屈めて縫えるなり」とあり。また『広韻』去願切。『集韻』区願切、音は券。義同じ。また『韻補』に苦殞切に叶うとあり。『釈名』に「囷綣なり。物を蔵るに縑綣して、之を束縛するなり」とあり。「殞」の字は元より歺に従い、歹に従わず。考証:『淮南子・汜論訓』「古若有鍪而綣領,以王天下者矣」について、原文に照らして「古若」を「古者」に改む。