康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 785 ページ)
【午集中】【白字部】癿;康煕筆画:6;頁碼:785 頁 07 行。『字彙補』に「具遮切、音は伽と同じ」とある。『宋史・龎籍伝』によれば、元昊が金明などを陥落させた後、龎籍が着任して部将を派遣し失地をことごとく回復し、十一城を築き、「癿」と名づく平戎の通道を開いた。また『談薈』には、外国に「癿馬尺」あり、すなわち羊甸皮であると記される。また姓としても用いられる。『宋史・真宗紀』に、咸平六年、李継遷が洪徳寨を侵したところ、蕃官の癿慶がこれを撃退したとある。さらに明代成化年間、癿加思蘭が入貢に来たとも伝える。「𤽓」とも書く。『字彙補』には罕東衛の姓であると記される。